ソニトロンGTS
超音波遺伝子導入&FUS システム
- 非侵襲的、低ダメージ
- マイクロバブルとの併用で効果向上
- プローブを取り換えて、プローブの種類を変更することが可能
- 収束超音波(Focused Ultrasound:FUS)プローブも利用可能
アプリケーション
製品説明
特徴
ソニトロンGTSは、ソニトロン2000の後継機種で、超音波を利用して細胞・組織に遺伝子・薬剤を簡単に導入するソノポレーション装置です。非侵襲的で細胞ダメージが少ないのが特長で、将来の臨床応用が期待されています。
超音波造影剤などのマイクロバブルを遺伝子や薬剤と混合すると、導入効率を大幅に高めることができます。
プローブ(マッチング基板付)を交換することで、プローブの形状を変えることができ、In Vivo動物実験、In Vitro培養細胞実験などの用途に合わせたプローブサイズを選ぶことができます。
また、収束超音波(FUS)プローブを利用することで、超音波の照射面積を小さく限定させることが可能です。更に、超音波強度を上げることにより高密度焦点式超音波(high-intensity focused ultrasound: HIFU)の研究も可能です。
研究テーマ:
- DNA/RNA/薬剤/ウイルス導入
- 脳へのドラッグデリバリー:血液脳関門(BBB)の突破
- 光増感剤との併用効果
- 細胞増殖
- その他
製品構成
ST-GTS:ソニトロンGTS ベースステーション (フットスイッチ付)
- 超音波強度
- 平面波プローブ使用時:0.1~5.0 W/cm2 or 0.01~0.50 W/cm2
- FUSプローブ使用時:100~2000 W/cm2 or 10~200 W/cm2
- デューティー設定:On: 1~9999ミリ秒、 Off: 0~9999ミリ秒
- 周波数:プローブによる(平面波プローブ 1MHz、FUSプローブ 2MHz or 3.5 MHz)
- 照射時間:1秒~20分
仕様
ST-GTS:ソニトロンGTSベースステーション
※超音波振動子モジュール(平面波・FUS)は含まれておりませんので、別途、使用目的に合わせてご購入下さい。
対応周波数 | 800k – 8MHz ※振動子による |
超音波強度 | 平面波振動子:0.01-0.5W/cm2 or 0.1-5W/cm2 FUS振動子:10-200W/cm2 or 100-2000W/cm2 |
Duty Cycle | On: 1~99, Off: 0~99, msec or sec |
照射時間 | 0-20分 |
メモリー機能 | 18条件 |
電源 | 100V 50/60Hz |
寸法・重量 | 310W x 230D x 140H mm 5kg |