Gateway 2.0 メカノポレーター 細胞内薬剤・核酸導入装置

メカノポレーションという細胞への新しい導入手法
Don't Transfect, Just Deliver!
- 非電荷物質でも高い導入効率
- 驚異の細胞生存率
- スケールアップ向けのラインナップも用意
製品説明
Portal Biotechnologies社のメカノポレーションデリバリーシステム
- 細胞へ電気を流さず、細胞ダメージが少ない
- 細胞を独自メンブレンに通過させて導入 ~非電荷物質にも対応~

Portal社の製品は、独自のメカノポレーションデリバリーシステムを基盤とし、幅広い細胞種に多様な分子や薬剤を効率的に導入することが可能です。
特別に設計されたシリコンメンブレン上の微細孔を細胞が通過する際に、細胞膜に一過的な変化を生じさせ、さまざまな物質を細胞内へデリバリーします。
また、本テクノロジーは製品単体での使用に加え、他社の送液装置などへの統合にも対応しています。これにより、ライフサイエンス研究から細胞治療の開発に至るまで、多様な分野において革新的な可能性を切り拓きます。
様々な種類の物質・薬剤・核酸を細胞内へ導入可能
エレクトロポレーション法では導入できないような物質(非電荷物質など)も導入することが可能です。
※導入先は細胞質になり、核の中に導入する必要があるDNAを用いる用途には向いていません。


細胞機能の維持
エレクトロポレーション法ではダメージを受けてしまうような細胞(プライマリー免疫細胞・血球細胞など)にも、細胞機能を維持したまま高い生存率で導入できます。
エレクトロポレーションの場合
遺伝子発現の調節異常を起こすことがある。

T細胞:調節異常を示す遺伝子(2倍以上の変化、p<0.05)
メカノポレーションの場合
コントロール細胞と近い細胞機能の維持が可能。

T細胞:調節異常を示す遺伝子(2倍以上の変化、p<0.05)
複数の導入物質を同時に導入可能
独自のメンブレンテクノロジーで、3種類の物質を同時にヒトT細胞に導入可能。

シンプルなプロトコル
Gateway 2.0 仕様
MP-GW2.0:メカノポレーター Gateway2.0
| 導入対象 | 培養細胞:プライマリー血球系細胞、プライマリー免疫細胞、各種幹細胞、株化細胞など |
| 導入物質 | mRNA/siRNA/saRNA、CRISPR RNPs、ポリマー、低分子、カーボンナノチューブ、タンパク、ペプチド、ナノ粒子、抗体、ウイルス、ラベリング分子、その他 |
| 容量範囲 | 50~200µL |
| サイズ・重さ | 28.5cm x 16.5cm x 26.0cm高・3.2kg |
| 圧力設定 | 3~15psi |
別売付属品(消耗品)
マイクロブースター(MicroBooster)

マイクロブースターは、メカノポレーションを行うための細胞容器です。マイクロブースターに50~200µLの細胞と導入物質の溶液を入れ、Gateway本体にセットします。

このカートリッジは、精密に設計された4~15 µmの微細孔を持つメンブレンを備え、研究用途向けに開発されました。サンプル容量や細胞濃度に応じて、複数回再利用することが可能です。
※ 掲載商品の仕様及び外観は、予告なく変更される場合がありますので、ご了承願います。
































































