リポソームの作製

リポソームの作製

アプリケーション

リポソーム

リポソームは、様々な天然・合成・修飾脂質でフォーミュレーションされ、薬物や造影剤のデリバリー手段になります。15種類以上のリポソーム製剤が市場に出ており、対象は、がん、真菌感染症、黄斑変性症、疼痛管理、ワクチンなど多岐にわたります。臨床・前臨床・基礎研究において、以下のような用途で利用されています。

  • ドラッグデリバリー
  • 遺伝子導入・トランスフェクション
  • 画像診断用造影剤(例:超音波、MRI、蛍光)
  • 脂質コーティングの前駆体(例:バイオセンサ)
  • モデル細胞膜

リポソーム作製における課題の克服

既存の作製手法の課題   NanoAssemblr®による解決
フォーミュレーションプロセスにバッチ間で深刻な変動がある どのバッチでも再現性高くリポソームを作製できる
粒子径を正確にコントロールし続けるのが難しい 装置のパラメーター設定で、粒子径を簡単に制御できる
リポソームの充填には複数の工程が必要である 薬剤充填とリポソームフォーミュレーションがワンステップで高効率に行える
作製に手間と時間がかかる 手間なく即座にリポソームを作製できる
製造プロセスのスケールアップが困難である 製造におけるスケールアップはシームレスである

特長

再現性の高いリポソームの作製

リポソームのサイズと多分酸性(PDI)は、ユーザーが異なっても(ユーザーAからF)一貫性が保たれています。

装置の設定条件を変えることによりリポソームのサイズをコントロール

NanoAssemblrの設定値である総流速(Total Flow Rate: TFR)と流速比(Flow Rate Ratio; FRR)を変更することにより、粒子のサイズが変わります。設定値の調整は簡単で、特定のサイズのリポソームを作ることが可能です。

薬剤の充填とリポソームのフォーミュレーションをワンステップで高効率に実現

ベルテポルフィン充填リポソームの内包率の結果です。リポソームは、天然(Soy-PC、Egg-PC)か合成リン脂質(POPC、DSPC)を組成に含でいます。

シームレスに製造をスケールアップ

リポソームフォーミュレーション(POPC/コレステロール 60/40 mol/mol)をNanoAssemblr® Benchtopで最適化し、Blaze™とGMPシステムでスケールアップしたところ、プロセス開発の手間を掛けずに同一の結果を得ることができました。

文献

エレクトロポレーション

ドラッグデリバリー・遺伝子導入

電気式細胞融合

蛍光組織染色・in situ HCR

細胞分離

1細胞回収・マイクロダイセクション

細胞凍結

細胞・微生物培養(解析・計数・伸展・灌流)

In vivo 超音波イメージング

卵振動培養