電気式細胞融合を利用した体細胞核移植

電気式細胞融合を利用した体細胞核移植

アプリケーション

クローン仔牛の誕生と牛ES細胞の遺伝子導入キメラ胚の作成

図1. 牛ES細胞の核移植により生まれた世界初のESクローン仔牛

A:誕生後2日目

B:4週間後

C:クローン仔牛のDNAフィンガープリント法による親子関係

クローン仔牛及びドナーES細胞は、それぞれレーン(b), (d), (f)並びにレーン(g)でDNAフラグメント分析パターンが完全に一致している。 (a), (c), (e):レシピエント牛

ドナーES細胞を卵母細胞の囲卵腔に挿入後、融合培地中で細胞と細胞質体を電気融合させました。

(細胞融合装置:LF101, DC電圧:20V, パルス幅:50μs, パルス間隔:100ms, 2回)

図2. EGFP遺伝子導入牛ES細胞のキメラ受精卵(胚)での遺伝子発現

A:EGFP遺伝子導入牛ES細胞の位相差顕微鏡像(200倍)

B:Aの蛍光顕微鏡像

C:10~15個のES細胞を8~16細胞期 の割球中に注入している。(蛍光下位相差像)

D.E:EGFP導入ES細胞と牛体外受精胚とのキメラ胚作成の為の顕微操作手順(200倍)

F:キメラ胚作成後に1日培養し、ES細胞が胚の一部となって増殖している。(200倍)

G:EGDP遺伝子導入キメラ胚 培養5日目となり、孵化胚盤胞に発達した。

H:Gの蛍光顕微鏡像 EGFP遺伝子発現が胚盤胞の内細胞塊及び栄養膜両部位で顕著に観察され、ES細胞が完全に胚の一部を形成している事が判明した。

齋藤セルテクノロジー研究所 齋藤成夫先生

※Biochemical and Biophysical Research Communications, Volume 309, Issue 1, Pages 104-113, 12 September 2003 参考

文献

エレクトロポレーション

ドラッグデリバリー・遺伝子導入

電気式細胞融合

蛍光組織染色・in situ HCR

細胞分離

1細胞回収・マイクロダイセクション

細胞凍結

細胞・微生物培養(解析・計数・伸展・灌流)

In vivo 超音波イメージング

卵振動培養