oCelloScope™

微生物向けライブセルイメージング・解析装置

動態変化や形態変化を画像解析

 

  • 細菌・真菌・酵母などの微生物に特化したライブセルイメージング・解析装置
  • 増殖の動態や形態を初期の段階からリアルタイムに深く分析
  • 独自のスキャン技術により高精度な画像データを取得

アプリケーション

細胞・微生物培養 (解析/計数/伸展/灌流)

微生物向けライブセルイメージング・解析
微生物計数カウント

製品説明

微生物向け高感度ライブセルイメージング・解析

oCelloScope™は、微生物研究向けのソフトウェアを搭載した光学スクリーニングシステムです。

高感度な画像解析アルゴリズムにより、微生物の増殖を迅速かつリアルタイムにモニタリングできます。

顕微鏡画像内の小さな変化をとらえる

  • リアルタイムイメージングとパワフルな画像解析機能
  • 重要な変化を取りこぼさずに、時間依存的なイベントをデータ化
  • 従来のプレートリーダー法(OD)と比較して250倍の感度

微生物の変化を初期の段階から定量化

  • 微量液体希釈法では16~20時間かかる成長速度MICの結果を、4~5時間で取得可能
  • 画像データに基づく増殖数値データにより微生物の変化を定量的に解析
  • スフェロプラスト、フィラメント化、凝集、真菌の胞子の発芽などにも対応
動画:oCelloScope™によるリアルタイム抗菌薬感受性試験
 

多様な実験環境に対応

  • 装置はインキュベーターや嫌気チャンバーの中に設置して使用
  • 培養容器は市販の6ウェル~384ウェルプレートなどを使用
  • 別売のミニインキュベーター(室温~55℃・別売)の取り付けが可能

画像の自動取得と解析

  • 使いやすくシンプルで、様々な設定が可能
  • オートフォーカス、オート照射による高品質なデータ

長時間の画像取得が可能

  • 時間、日、週単位で自動的に画像を取得
  • UniExplorerの連続モードにより、複数の長期間実験が同時に可能

リアルタイムに観察・分析

  • 画像と数値・グラフを見ながらリアルタイムに実験を確認
  • 96ウェルプレートの全容を瞬時に把握可能
  • シングル細胞や混合細胞の解析も可能

FluidScope™ 技術

oCelloScope™は、位相差顕微鏡、明視野顕微鏡、共焦点顕微鏡などの光学技術を組み合わせた、FluidScope™という独自の光学スキャン技術を用いています。FluidScope™と高度な画像処理アルゴリズムとの組み合わせにより、以下のようなことが可能です。

  • 立体的な画像情報を高速で取得
  • 取得した画像を分解・再編成してZスタック画像を作成
  • 1細胞レベルでの詳細な3D情報を取得
  • 事前処理や染色、試薬の追加が不要

仕様

対象サンプル

(半)透明の物質・液体・寒天中のほとんどの物体

例:細菌、真菌、酵母、動物細胞、無機物粒子(結晶)

サンプルマトリクス液体及び寒天
検出可能濃度10^3個/mL以上
検出可能サイズ0.5µm~1mm
最速スキャン速度2分36秒(96ウェルプレート)
光学倍率4倍
光学解像度1.3µm
カメラ5 Mpx, CCD, ピクセルサイズ:2.2µm
光学技術FluidScope™(特許出願中)
動作環境10 – 40°C、20 – 93 % RH
寸法・重さD45 x W26 x H25cm (蓋を開いた状態: H55cm)、9.6kg
通信接続RJ45(イーサネット)

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