● | ECIS (Electric Cell-substrate Impedance Sensing:細胞・基質の電気インピーダンス検出) |
● | 培養プレート上の細胞の形態変化の測定・記録(電気抵抗値を測定) |
● | 「TEER/バリア機能評価」「細胞増殖/毒性評価」「細胞遊走評価」に最適! |
● 細胞の接着と伸展 | ● 細胞増殖 | ● 細胞分化・幹細胞 | |
● バリア機能 | ● シグナル伝達 | ● 細胞侵襲 | ● 細胞毒性 |
● 細胞遊走 | ● 炎症 | ● TEER |
ECISとはElectric Cell-substrate Impedance Sensingの略で、細胞や細胞基質の電気抵抗を検出する仕組みです。ECIS技術を用いることにより、培養プレート上の細胞の形態変化を測定・記録することが可能です。蛍光標識などの標識物を使用しないので、非侵襲的にリアルタイムでモニターすることができます。
操作は非常に簡単で、細胞の入った専用プレートをインキュベータに入れてスタートボタンを押すだけで、実験終了まで自動的にデータが取得されます。専用プレートには電極がついており、その電極を通じて電気抵抗値を測定し変化を記録します。測定時間は、短時間から100時間以上の長期まで対応可能です。
● ECIS-TEER24 バリア機能測定装置 | |
ECIS-TEER24は、ECIS技術を利用した経上皮内皮電気抵抗(TEER)測定装置です。セルカルチャーインサート上の細胞のバリア機能をモニターします。24ウェルまで同時に測定でき、リアルタイムにバリア機能の変化をohm-cm2の単位で記録します。![]() 詳しくはこちらをご覧下さい。(*Applied BioPhysics社のページ) |
![]() |
● ECIS-CP96 細胞増殖/毒性測定装置 | |
ECIS-CCP96は、ECIS技術を利用して電極上の細胞の増殖や減少を測定する装置です。簡単な操作で、「再現性良く」「ラベルフリー」で「細胞へのダメージなし」に自動的にデータを取得できます。ユーザーの持つCO2インキュベーター内に専用ウェルプレートを入れて細胞を培養し、ウェル内の細胞被覆率の変化をリアルタイムに記録します。![]() 詳しくはこちらをご覧下さい。(*Applied BioPhysics社のページ) |
![]() |
● ECIS-ZTheta リアルタイム細胞解析装置 | |
ECIS-ZThetaは、ECIS技術を利用して細胞動態の変化を非侵襲的にリアルタイムにモニターする装置です。ECIS技術は、細胞培養プレート上の電極間に微弱な交流電流を流すことにより生じる電圧差を読み取るものです。細胞が電極上で変化をすると、その細胞動態に応じて電流が妨げられる状態も変化します。 細胞への刺激に対する細胞動態の反応が電気抵抗値にも反映され、定量的な差となって現れます。ECIS-Zthetaは複合インピーダンスをレジスタンスやキャパシタンスに変換することができ、それにより極めて正確に細胞の変化をとらえる細胞インピーダンスアッセイを可能にします。 ![]() ECIS-ZTheta装置のシステム構成・仕様はこちらをご覧下さい。 |
![]() |
細胞の接着と伸展![]()
|
細胞遊走、創傷治癒(Wound Healing)![]()
|
||||||||
癌細胞の浸潤・転移能![]()
|
細胞バリア機能![]()
|
実際の電極の顕微鏡写真
細胞接着後のインピーダンスの変動により、細胞のマイクロモーションが分かります。
1μA以下の測定用交流電流をゴールドフィルム電極に流すと、インピーダンスが測定できます。 それをリアルタイムに分解し、レジスタンスとキャパシタンスの測定をすることもできます。 細胞は、電極上に接着して伸展した場合、1μA以下のAC電流には反応しません。 しかし、絶縁状態にある細胞膜は電流の流れを止めるか抑制している為、インピーダンスの変化を数値測定できます。 そこで、インピーダンスの変化から、細胞膜の様々な特性 ― 例えば形態学上の変化、バリア機能、細胞の運動性、細胞の分布、細胞膜のキャパシタンス、細胞直下の平均的な面積等を特定することが可能になります。
ダウンロード参考資料 | |
![]() |
ECIS法の原理と応用 [4MB] |
![]() |
ECISプレゼンテーション [3.5MB] |
ECISの能力 | 旧来の方法 |
細胞増殖のリアルタイム測定 | 蛍光もしくは放射性標識で、顕微鏡を使用して細胞数を測定 |
細胞の接着、伸展を高い再現性で測定 | 顕微鏡による画像処理。蛍光や放射性標識で、付着していない細胞を機械的に除去 |
単一の細胞からコンフルエントまで細胞運動性を定量的に測定 | 画像解析機能付顕微鏡で連続的に観察 |
創傷回復・細胞移動の定量的な測定 | 細胞の機械的除去と、多くの顕微鏡画像を使用して創傷回復の測定 |
内皮及び血管内皮系細胞層のバリア機能の変化をリアルタイム測定 | 非常に緊密な層のTER測定、もしくは蛍光や放射性標識を使用するボイデンチャンバー技法 |
※ 掲載商品の仕様及び外観は、改良の為予告なく変更される場合がありますので、ご了承願います。